Topics :女性の選挙権獲得から100年を迎えたイギリス

2018年はイギリスで女性の選挙権が認められて100周年にあたります。これを記念して、イギリス各地では特別展やパレードなどのイベントが行なわれており、イギリス議会は”vote 100″というウェブページを開設して、女性参政権の歴史などを紹介しています。

選挙権獲得までの闘い

現代において当然のように認められている女性参政権(woman suffrage)ですが、その獲得までには長い道のりを要しました。特にイギリスでは激しい運動が展開されたことで知られています。女性参政権に反対する議員への演説妨害などはあたりまえ。嘆願書が議会で却下され続けると、行動はしだいにエスカレートし、建物へ石や爆発物を投げたり、競馬場で国王が所有する競走馬の前に身を投げ出して抗議したりしたそうです。なかなか激しいですね……。女性が参政権を得るということは,それだけ高いハードルだったのでしょう。

彼女たちは大衆紙に「サフラジェット suffragette」(参政権 suffrageをもじったことば)と呼ばれて揶揄されましたが、それを逆手にとり、みずからサフラジェットと名のって人々の注目を集めました。その戦闘的な活動方法には賛否両論ありましたが、人々に女性参政権への関心をいだかせたことには間違いありません。この時代の女性たちの姿は2015年に『未来を花束にして』という映画にもなっています。

WOMEN VOTING, c1917. .Three women casting votes in New York State, c1917.
IMAGEQUEST The Granger Collection, New York / The Granger Collection

一方、日本では大正デモクラシーの頃から女性参政権運動が活発化しましたが、実現したのは第2次世界大戦後のことでした。女性参政権の歴史は浅く、ようやく実現した権利を大事にする必要性を感じずにはいられません。

ブリタニカ・オンライン・ジャパンでは、女性参政権の歴史および関連人物について、項目の作成や改訂を行なっています。また、女性の権利にかぎらず、人権に関する項目全般に力を入れています。「人権 ,女性の権利」や「人権 ,ジェノサイド」、「人権 ,移民・難民」などに人権関連項目をまとめていますので調べ学習にご活用ください。

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※ご参考:女性の選挙権100周年を記念したイギリス議会「vote 100」のHP https://www.parliament.uk/get-involved/vote-100/

 

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